あれば助かる遺言書
相続のご相談を数多くお受けしていると、遺言があれば良かったのに・・・という方が多く見受けられます。
まずご自身が仮に亡くなった場合、誰が相続人となるのか考えて、その相続人が何ら問題なく話し合いで財産を分けることができるのであれば、無理に遺言を作る必要はないのかもしれませんが、何らかの事情で話し合いで財産を分けることが難しい場合は、遺言の必要性がかなり高まります。
<話し合いが難しいケース>
- 疎遠な方がいる場合
- 仲が悪い方がいる場合
- 音信不通の方がいる場合
- 認知症の方がいる場合
- 相続人が多数いる場合
遺言を作っておけば、残された方は遺言に従って財産を分ければいいので、話し合いを行う必要がありません。
銀行や不動産などの相続手続きも、遺言書を使ってスムーズに行うことが可能です。
また、ご自身の相続人に財産をあげたくないという場合も、遺言で財産の行き先を決めておくことが可能です。
あれば助かる遺言書ですので、是非残された方のために、遺言書の作成をご検討下さい。